社会福祉法人親交会

社会福祉法人親交会 ごあいさつ

 

 当時 北茨城養護学校(現北茨城特別支援学校)に通学していた重い障がいをもったお子さんたちにとって、卒業後の進路は少なく、作業所に通所するか親子で在宅で過ごすしかありませんでした。また遠隔地にある施設に入所することも困難でした。まして親が年老いて見守ることができなくなったときはどうなるか不安を募らせていました。

 先を見通せない中で親たちが集まって、茨城県県北地域で入所施設の設立を目指そうとの機運が高まりました。

 平成7年に設立準備会を発足させ、暗中模索ながら毎月会合を持ちつつ、県、市町を始め思いつくすべての方々に実情と必要性を訴え続けました。また多くの皆さんの署名を添えて議会への請願も行いました。

 幸いにも北茨城市・高萩市・旧十王町のご理解とご支援を得て、一緒になって県への働きかけを続けた結果、平成11年11月1日に知的障害者更生施設「リバティ若栗」を開所することができました。また平成25年4月1日には高萩市が運営していた心身障害者福祉センターを引継ぎ、多機能型通所施設「リバティ・サポートセンターゆい」を発足いたしました。

 私共の運営する施設を利用される方々が明るく、安心して過ごせると共に在宅で過ごしている障がいのある方々への支援を広げられるように職員とともに努力していく所存です。

 今後とも皆様方のご理解とご支援をお願いいたします。